リンゴ寒天ダイエットとは?

このダイエットは、食物繊維が豊富な2つの食材、寒天とリンゴを一緒にとることで効率的に、やせるものです。

寒天は、天草が原料でスポンジのような形をしています。このスポンジ状の正体は、ガラクトースという不溶性食物繊維です。食物繊維は、便の量を増やして腸内の老廃物や脂肪を一緒に排出してくれる働きがあります。また、カロリーもありません。ガラクトースは、不溶性食物繊維なので消化されません。その分、胃の中にいる時間が長く満腹感を感じさせてくれ食べすぎを防げます。また、寒天にはカルシウムも含まれていて、イライラした気分を落ち着かせてくれる働きもあります。ただ、寒天は海藻類なので、食べ過ぎてしまうと体を冷やす食べ物と言われています。

そこで、体をあたためる効果のあるリンゴを一緒にとり、その欠点を補おうというのがリンゴ寒天ダイエットなのです。リンゴには、ペクチンという水溶性食物繊維が入っています。ペクチンは腸内の善玉菌を増やし、胆汁酸が吸収されないように働きます。胆汁酸は肝臓でコレステロールから作られ、消化液として腸で栄養が吸収されるのを助けます。胆汁酸は栄養とともに腸から吸収され肝臓に戻り、再び消化液として働きます。しかし、ペクチンによって胆汁酸の吸収が阻害されると、肝臓はコレステロールから不足した胆汁酸を作らないといけなくなります。そのためリンゴを食べると、体内のコレステロール値が減るのです。リンゴには抗酸化物質であるポリフェノールも豊富です。

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リンゴ寒天の作り方

材料、寒天8グラム(粉寒天、棒寒天どちらでも可)、リンゴ2個くらい、水600ミリリットルです。作り方の手順です。1、お鍋に水と粉寒天をいれて中火にかけます。煮立ったら弱火にして1、2分あたためます。2、りんごをすりおろします。塩水につけておくと変色が防げます。3、1と2を混ぜます。4、容器に分けて、あら熱がとれたら、冷蔵庫に移し固まるまで待ちます。食べるタイミングです。食事の前に食べると満腹感があるので食べすぎを防げます。また、デザートとして食べてもOKです。不溶性と水溶性の2つの食物繊維の働きで便秘解消効果も高いです。このダイエットは、食物繊維が不足している人や食べ過ぎる日とに向いている方法です。

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